産後夫婦の生活パターンを作るには

こんにちは。最近「キングダム」にはまり日々寝不足なともこです。

何故今キングダム・・・。時間ないのに、やることあるのに、と思えば思うほど読み進めてしまい、気づけば50巻まで制覇。続きが気になって仕方ないです。

当たり前だけど、今の世の中は初めからできていたわけではなくて、戦国時代を経て、平和を求めているはずが戦い続けて、そしてやっと今があるわけですよね。法治国家って、元々あったわけではないって、今更ながら考え深いものがありました。なんで学生の頃あんなに歴史が嫌いだと思い込んでいたのか。

…と、長い余談です。すみません。

さて、今回は産後の夫婦の生活パターンについてお話ししたいと思います。

産後の夫婦に起きやすいすれ違い 3つの原因

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1,環境的ずれ

産後の夫婦にまず訪れるのは、環境のずれです。

里帰り出産などにより別居夫婦状態で育児が始まってしまったりすると、距離とともに夫婦のずれも生じやすくなります。同じ環境で同じ苦楽を共にすることで家族形成されていくところを、妻は実家と家族形成されてしまうため、帰宅後また0から家族形成をするところにお互いが負担感を感じてしまうのです。

子育ては初めの数か月がとても大変です。それはみんな知っていますが、実際に一緒に見ているのといないのとでは全く違います。

妻は「実家のようにやってもらえない」というジレンマがありますし、夫は「大変な時期を実家に帰ってのんびり過ごしてきたんだから、そろそろこっちの生活にもどってくれよ」とジレンマになっています。

2,精神的ずれ

妻は子供が産まれる前からおなかの中のわが子に想いを馳せて、「早く会いたいわね💖」となっていますが、夫は「何だかわからないけど、奥さんのおなかにいるし、かわいい感じ?」となっています。

妻は「無事に産まれてくれるか心配」となっていますが、夫は「奥さん大丈夫かな?心配。」となっています。

妻は出産後「やっと会えたね!」ですが、夫は「こんなのが入っていたのか!?・・・なんだよ、会ったらめちゃめちゃ愛おしいじゃないか!!」と急に実感がわいてきます。

愛おしく感じ始めるのがちょっとずつずれているんです。

妻は「自分より子供!」と思っていても、夫は「子供より妻!」と思っている時間が長いです。そこを「ちっとも子供のことを考えてくれない」と思ってしまうとすれ違いが生じます。夫は「こんなに奥さんの事を考えているのに!」となります。

3,価値観のずれ

妻は1日中子供と一緒で、子供にいかに生活パターンをつけるかに一生懸命になります。

夫はなかなか一緒にいられない子供と少しでも時間を持ちたいと、自分の生活パターンに子供を合わせたいと思います。

子供に対して教えていきたいことも、妻と夫では違います。育った環境が違うので、それは元々違うのです。

二人のときはお互い少しずつ我慢すればうまくいったことも、子供の育て方に関しては自分が歩んできた環境や信念に基づいているので、なかなか譲れないということもでてきます。

夫婦のすれ違いがもたらすこと

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1,産後クライシス

産後クライシスとは「子供が2歳前後までの間に急激に夫婦関係が悪化し、離婚に至ることもある現象」と言われています。なぜ2歳前後なのかというと・・・

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参考:厚生労働省

平成28年度の厚生労働省の発表によると、離婚するときの子供の年齢は2歳までが39.6%と約4割です。また、子供の数は1人という人が57.9%となっています。

つまり、子育てが一番大変な時期に夫婦関係が冷え切ってしまう現象を産後クライシスと言われるようになったのです。でも産後クライシスは実は悪いことではなく、夫婦の成長の場であるとも言われています。クライシスとは「重大局面」を意味しているため、これを乗り越えていくことでその後の様々なクライシスを乗り越えることができる家庭に成長できるとも言われています。

しかし、乗り越え方がうまく行かない時には離婚などの最悪な事態になりかねない状態であるため、きちんと対処する必要はあるといえます。

2,産後うつ

産後うつは現在日本で大きく問題とされており、出産後の母親の6割がうつをはじめとした何らかの精神疾患を有しているとされています。妊産婦死亡率でも自殺が1位となっていて、出産前後の精神的フォローが重要です。そこに大きくかかわるのが夫婦関係と言われています。

これは妻についての話ですが、実は夫も産後うつになるといわれています。出産後3か月までの夫の16.7%にうつ傾向が見られたとの報告もあります。これは、妻がうつになってしまい、自分もつらくなってしまったというパターンもあります。しかし、妻と同様に夫も生活が大きく変化しているため、寝不足や疲労の蓄積からうつになっていくこともあります。

辛いときに夫婦で支えあっていければ、乗り越え方も模索できますが、すれ違いの中ではお互いの存在が逆にストレスになりかねません。

3,無関心

すれ違いが続くことで、最終的に、お互い「相手に求めても無駄」と無関心になってしまいます。喧嘩をしているうちは、相手に自分のことをわかってもらおうという気持ちがお互いにあるので、お互いの妥協点を一緒に考えていくことができます。しかし、無関心になってしまうと、もうお互いに改善の意識がなくなってしまいます。

一見平穏に思えるかもしれませんが、家庭としてはそこに安心感は存在していません。

産後の夫婦に必要なこと

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いろいろ脅かすような話になってしまいましたが、心にとめておき、きちんと対処していけば乗り越えることはできます。お互いが大変だということを分かり合って、一緒に解決することが大切です。

私が産後ケアを「母子」ではなく「夫婦」に焦点をあてて作ったのは、今までお話ししたようなことを改善することが一番の産後ケアだと考えたからです。

里帰りはメリットももちろんあります。実家での安心感は、何物にも代えられないものかもしれません。出産の時も人手がある方がいいのは確かです。

ただ、産後の大変な時期は「母子」で過ごさず、夫を含めた「新しい家族」で過ごすことは、その後の生活において必ずプラスになると思います。里帰りをしていてもこまめに夫婦で話し合う機会は作っておきましょう。自宅に帰る前には、1日でもいいので何も手伝ってもらわない状態で夫婦で過ごしてみるといいと思います。家に帰ってからのイメージトレーニングは大切です。

今は訪問ケアやベビーシッター、家事手伝い、ドゥーラなど、自宅でも生活できるように手助けがいろいろあります。ご主人と一緒にどんなふうに育児をしていくか、出産前にきちんと話をしておきましょう。

産後ケアルーム「ともこさんち」は里帰り先として利用してもらうために作りました。産後夫婦で過ごしてもらい、必要時は助産師や臨床心理士、保育士などがみんなでトータルサポートしていき、体調を整えながら家に帰る力をつけてもらう形をとっています。夜泣き駆け込みプランなどもあります。いろいろやってみて、難しいところは聞いて、疲れたらあかちゃんを預けて休んで、夫婦の生活パターンを身につけて帰っていただけるようにサポートします。

産後の夫婦関係に不安がある方は、ぜひいらしてみてくださいね!

電話やメールでの育児相談も受けていますので、ママもパパも、おじいちゃんもおばあちゃんも、皆様一人で悩まずにお気軽にご相談ください。メール相談は下のお問い合わせからどうぞ。

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投稿者: tomoko_aoki

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