私って安産ですか?

こんにちは。対して興味なく見ていた甲子園にがっつりハマってしまった青木智子です。あんなにキラキラした姿を見せられたら、やっぱり見入ってしまいますよね・・・☺私にもあったんですよ。あんなふうにキラキラした時代が。とはいっても、今も一生懸命楽しく生きているので、もしかしたら今が一番キラキラしているかもしれないんですけどね。

さて、今日は出産についてのお話をしてみたいと思います。

b48b612c433f80f54c1583da29bfcf47-300x225 私って安産ですか? コラム?

 

安産と難産

 

「私って難産でしたよね・・・」とか、「私って安産だったんですか?」という質問を受けることがよくあります。安産って何?っていうことですよね。

まずは辞書的に調べてみました。

[名](スル)あまり苦痛や危険もなく子を産むこと。軽いお産。⇔難産 (なんざん) 。

・・・まぁ、言わんとすることはわかるんですが。そもそも安産の定義があいまいなため、皆さんの意識が色々になるんですよね。まず、苦痛や危険もなく産むことができる出産はないので、それだとみんな難産になってしまいますよね😅

もう一度言います。危険のないお産は一つもないです!ここ重要。

そんなこと言うと脅かしてしまうようですが。体に大きな負荷がかかるときに、絶対の安全ないです。手術をするときに「絶対に安全です」というお医者様はいないはずです。同意書には必ず起こりうるリスクが書いてあるし、説明も受けます。今やっている高校野球もそうです。「絶対に身体を痛めることはないです」と思ってやっている人はいないはずです。無理するから何か起こるかもしれない。でも、そのリスクを受け入れてやる!というだけです。

出産は大変だけど、うれしいことだから、皆がしてきたことだから、成功率が高いと思われがちです。実際日本は、産科の医師や小児科の医師が今まで不眠不休で頑張ってくださったおかげで、死亡率が非常に低くなっています。でも、けして0にはならないし、リスクがなくなることはないです。

じゃ、安産ってなによ!っていうところですが。

私の中の定義では「ママもあかちゃんも無事でいること」が安産です。それがたとえ緊急の帝王切開になったとしても、吸引分娩でも、カンシ分娩でも、病院に間に合わなかったとしても、ママもあかちゃんも無事であれば安産!!です。

大変なお産をされた方は、「本当に難産だった」と思われると思います。気持ち的にそれは間違いではないと思います。でも、昔は出産で命を落とした母子がどれほど多かったか。そのために安産祈願は欠かせなかったし、戌の日などの行事もあったし、無事に産まれたらお宮参りであいさつにも行って・・・出産は神頼みでした。今も神頼みなところもあります。どんなに経験を積んだ産科医も、助産師も、安産祈願に行って「みんなが無事に産まれてくれますように」と祈ります。医療従事者であっても、医療ではどうにもならない大きな力がある、と感じることがたくさんあるんです。なので神様でも仏様でもご先祖様でも、守ってくださるならなんにでも頼りますって気分です。

急に帝王切開になってしまって、受け入れられないという方もいらっしゃいます。無痛分娩の予定だったのに麻酔が効かなくてつらい出産になってしまった方もいらっしゃいます。赤ちゃんが危ないからと吸引分娩で急に出産になってしまった方もいらっしゃいます。何日も何日も陣痛で苦しんで大変だった方もいらっしゃいます。すごくつらい思いしたのに「安産でしたよ」と言われたら、「そんなぁ。あんなに大変だったのに?」と思われるかもしれません。でも、私の中ではママが無事でいてくれて、あかちゃんが無事でいてくれたら安産。

もう1000人を超えて出産に携わってきましたが、毎回出産に立ち会うと、感動で泣きそうになります。(泣かないようにはしますけどね!)出産中は祈るような気持ちだし、産まれた赤ちゃんの泣き声を聞くと全てのことがどうでもよくなるくらいの幸せをもらいます。心から「いらっしゃい。頑張ったね。いい子に泣いてくれてありがとう。」と思います。そして、自分が取り上げた子はすごくかわいく見えちゃうし、「絶対に幸せになるんだよ!!」と思います。無事に産まれることが当たり前ではないと知っているから、この世界に来てくれただけで有難い気持ちです。28642690897_8f551375d8-150x150 私って安産ですか? コラム?

数あるお産の中には悲しいお産もあります。悲しいお産も大切なお産なんです。どんなお産であっても、産まれたお子さんは大切な存在です。それを「難産」の一言では言い表せないですが、私の中では難産は「終わらない出産」だと思っています。お腹から出たことで終わった・・・と言えない出産。ずっと気持ちを抱えていく出産。私達は難産だった出産を決して忘れることはないです。どんなことも受け入れて、共に生きていく覚悟で出産に臨んでいます。だから、全ての妊産婦は助産師に、辛いこと、泣きたいこと、悲しいことを全部ぶちまけていいんです。そのための私達ですから。

。。。ということで、ママとあかちゃんが元気に退院できた時は「ちょっと大変でしたが安産でしたよ。ありがとうございます。」と、安産祈願したところにお礼に行ってくださいね。大変=難産ではないよ~のお話でした。

今日も皆さんが笑顔で過ごせますように!

P.S.ともこさんちyoutube作りました🌻映像作成難しすぎて、息子に習い中。まず一つ息子に手伝ってもらって作ってみました。(ほとんど息子がやったけど😂)徐々にともこさんちの様子とかをアップできたらいいなぁ。

https://www.youtube.com/watch?v=PVVqHR8jW_M&t=2s 

投稿者: tomoko_aoki

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